APEX Legendsをプレイしていて、「もう少しPingを下げたい」「海外サーバーでも快適にプレイしたい」と考えたことはないでしょうか。
私もGearUPを導入する際、最も期待していたのがゲーム中のPing改善でした。
そこで今回は、ゲーム向けネットワーク最適化サービス「GearUP」を実際にAPEX Legendsで使用し、Pingや通信の安定性がどの程度変化するのか検証してみました。
先に結論から紹介すると、筆者の環境ではPingが若干下がったものの、期待していたほど大きな改善はありませんでした。
また、以前検証したVALORANTとは違い、筆者のAPEX環境ではもともとパケットロスや大きなPingスパイクがほとんど発生していません。
そのため、正直なところ「GearUPを導入してAPEXが劇的に快適になった」という結果にはなりませんでした。
ただし、国内外の利用者を調べてみると、海外サーバーへの接続やパケットロスなど、筆者とは異なる通信環境で効果を感じているユーザーもいます。
今回は筆者自身の検証結果だけでなく、国内外のユーザーの事例も含めて、「APEXでGearUPを使う意味があるのはどんな人なのか?」を考えていきます。
GearUPとは?APEXの通信経路を最適化できるサービス
GearUPは、オンラインゲームの通信経路を最適化するゲーム向けネットワーク最適化サービスです。
ゲームサーバーまでの通信経路を最適化することで、主に以下のような通信問題の改善を狙います。
- Pingが高い
- パケットロスが発生する
- Pingが大きく変動する
- ジッターが大きい
- 海外サーバーへの接続が不安定
- 特定の時間帯だけ通信が不安定になる
いわゆる「FPSを上げるゲームブースター」ではなく、ゲームサーバーまでのネットワーク経路を最適化するタイプのサービスです。
GearUP公式でも、高Ping・パケットロス・ジッター・地域をまたいだ接続の不安定さなどの軽減を目的としたサービスとして紹介されています。
APEXでGearUPを実際に使ってみた
筆者がGearUPを導入した理由のひとつが、「APEXのPingがどの程度下がるのか試してみたい」というものでした。
FPSでは数msの差が勝敗を決める……とまでは言い切れませんが、Pingが低く安定しているに越したことはありません。
そのため、GearUPを使用していない状態と使用した状態で、APEXのPingを比較しました。
【GearUP OFF時のAPEX Ping画面】

【GearUP ON時のAPEX Ping画面】

Pingは若干低下したものの劇的な改善はなかった
実際に比較してみると、GearUPを使用することでPingが若干低くなることは確認できました。
しかし、VALORANTで検証したときと同様に、ゲーム体験が大きく変わるほどの差ではありません。
GearUP導入前は「Pingが大幅に下がるのでは?」と期待していた部分もあったので、この点については期待していたほどの結果ではなかったというのが率直な感想です。
ただ、これはGearUPそのものに効果がないというより、筆者のAPEX環境ではもともとの通信状態に大きな問題がなかったことが影響していると考えています。
APEXではもともとパケットロスに困っていなかった
以前VALORANTでGearUPを検証した際には、Pingの大幅な低下よりもパケットロスやジッターなど通信の安定性にメリットを感じました。
一方、APEXでは状況が異なります。
筆者の環境では、GearUP導入前からAPEXでパケットロスが頻繁に発生するような問題はありませんでした。
大きなPingスパイクやラグにも悩まされていなかったため、GearUPによって改善できる部分がそもそも少なかったと考えられます。
| 項目 | GearUPを使った感想 |
|---|---|
| Ping | △ 若干低下 |
| パケットロス | - もともと問題なし |
| ジッター | - 大きな問題なし |
| ラグ | - もともとほぼ問題なし |
| 体感 | △ 大きな変化は感じなかった |
「問題が発生していない通信環境をさらに改善する」ことには限界があるというのが、今回APEXで使ってみて感じたポイントです。
筆者と同じように「国内サーバーでは変化が少ない」という例もある
筆者だけの結果では判断できないため、GearUPを実際に使用した国内外のレビューについても調べてみました。
国内のGearUPレビューでは、APEX Legendsの近距離サーバーでPingが約20ms、パケットロスも0%という良好な環境で検証したところ、GearUP使用後もPingはほぼ変わらず、パケットロスにも変化がなかったという事例があります。
つまり、すでに国内サーバーへ低Pingで安定して接続できている場合、GearUPを使用しても劇的な変化を感じにくい可能性があります。
一方で海外ではAPEXで効果を感じているユーザーもいる
一方、海外ユーザーの事例を見ると結果は異なります。
RedditのAPEXコミュニティでは、オーストラリア在住のPCプレイヤーがGearUPを利用し、シンガポールサーバーへ約120msで接続してプレイできているという投稿があります。
また、APEXでパケットロスに悩んでいた別のユーザーに対して、GearUPや同種のネットワーク最適化サービスを使用したことでパケットロス問題が大きく改善したという報告も見つかりました。
GearUP公式サイトにも、イギリスからAPEXの北米サーバーへ接続する際、以前はうまく接続できなかったものの、GearUP導入後は北米サーバーで友人とプレイできるようになったというユーザー事例が掲載されています。
もちろん、これらは個々のユーザーの体験であり、同じ結果がすべての環境で再現されるわけではありません。
ただし複数の事例を見ると、国内の近いサーバーですでに通信が安定している人より、海外サーバーへの接続やパケットロス、ISPの経路問題などを抱えている人の方がGearUPのメリットを感じやすい可能性があります。
逆にPingが高くなったというユーザーもいる
良いレビューだけではなく、効果がなかった事例も確認しておきましょう。
海外では、GearUPを試したところ70~80ms程度だったPingが150~160ms程度まで上昇したというユーザー投稿もあります。
つまり、GearUPはインストールするだけで必ずPingが改善するサービスではありません。
ユーザーの現在の通信経路よりもGearUP経由のルートが良ければ改善する可能性がありますが、もともとのルートが良好なら大きなメリットが出ない、あるいは条件によって悪化する可能性もあります。
だからこそ、他人の「Pingが○ms下がった」という結果だけで契約を判断するのではなく、自分のAPEX環境で実際に試すことが重要だと感じました。
APEXでGearUPの効果が出やすそうなのはどんな人?
今回の筆者の検証結果と国内外のユーザー事例を合わせて考えると、GearUPはすべてのAPEXプレイヤーに必要なサービスではありません。
特に試す価値がありそうなのは、以下のようなプレイヤーです。
- APEXでパケットロスが頻繁に発生する
- Pingが突然跳ね上がる
- 時間帯によって回線が不安定になる
- 海外サーバーでAPEXをプレイする
- 通常のPingが高く、通信経路に問題がありそう
- フレンドと別地域のサーバーでプレイすることが多い
反対に筆者のように、国内サーバーへのPingがすでに低く、パケットロスやジッターにも困っていない場合は、劇的な効果を感じられない可能性があります。
効果が環境次第だからこそ3日間無料トライアルを活用したい
今回APEXで検証して改めて感じたのが、GearUPは実際に自分の環境で使ってみないと効果を判断しにくいサービスだということです。
筆者の場合、VALORANTではパケットロスや通信安定性の改善を感じましたが、APEXではもともと回線が安定していたため、大きな変化を感じませんでした。
同じPC・同じインターネット回線を使用していても、ゲームによって結果が異なったわけです。
GearUPには3日間の無料トライアルが用意されているため、まずは普段APEXをプレイしている環境で試してみるのがおすすめです。

無料期間中は、GearUPをON/OFFしながら以下を比較すると効果を判断しやすくなります。
- Ping
- パケットロス
- ジッター
- Pingスパイク
- プレイ中のラグ
- 国内・海外サーバーでの違い
効果を感じられれば継続し、ほとんど変わらなければ無理に契約する必要はありません。
GearUPの料金とクーポンコード
GearUPは継続利用する場合、有料のサブスクリプションサービスです。
筆者も実際に1か月分を契約して、VALORANTやAPEXで検証しています。

また、GearUPを利用する場合は以下のリンクから公式サイトへアクセスできます。
クーポンコードは以下です。
GearUPの効果は通信環境によってかなり変わるため、まず3日間の無料トライアルでAPEXをプレイし、GearUPを使う前後でPingやパケットロスを比較してみてください。
※料金・キャンペーン・クーポンの適用条件は変更される場合があります。申込時にGearUP公式サイトの表示内容をご確認ください。
まとめ|筆者のAPEX環境では効果は小さかった
今回はGearUPをAPEX Legendsで実際に使用して、Pingや通信環境がどの程度変化するのか検証しました。
筆者の環境ではPingが若干下がることは確認できましたが、期待していたほど大きな改善ではありませんでした。
また、APEXではもともとパケットロスやジッター、Pingスパイクなどの問題がほとんど発生していなかったため、VALORANTで使用したときほどGearUPのメリットを感じることもありませんでした。
そのため、筆者個人のAPEXでの評価だけでいえば、「効果はあったものの、わざわざ導入するほどの大きな変化ではなかった」というのが率直な感想です。
しかし、国内外のレビューを調べると、パケットロスや海外サーバーへの接続など、筆者とは異なる環境で改善を感じているユーザーもいます。
GearUPは「すべてのAPEXプレイヤーのPingを劇的に下げるサービス」ではなく、「現在の通信経路に問題がある場合に改善できる可能性があるサービス」と考えた方がよさそうです。
だからこそ、他人のPing改善結果だけで判断するのではなく、3日間の無料トライアルを利用して自分のAPEX環境で効果があるか確認してから継続を判断するのがおすすめです。

